2年目の剪定ですが、3年目はそこそこ実をつけようと思いますのでそこそこの剪定をします。
鉢での栽培ですので、そんなに樹を大きくする必要もないと思います。
また、鉢ですので露地植えでは使用できない下の枝も利用できるます。
まずは、全体の枝ぶりを見ます
今年は枝が沢山出たので樹の中心部分が非常に混み合っています。
まずは、中心部分のクロスした枝や外側から内側へ向かっている枝を切除します。
(全体)
(上から見たところ)中心部分が混み合っています
(青い部分を切除します)太く長い枝でもったいない気もしますが、思い切って切除します。
横から見るとこんな感じのところの枝です
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切除した後はこんな感じです だいぶすっきりしました
中心部分の切除が終わったら、後は1年目と同じように短い枝、細い枝を切除します。
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最後にすべての枝の花芽の数を3〜4個に切除します
花芽を切除する場合先端を切除します。
先端の花芽の方が大きいことが多いため枝元の花芽を取る人がいるようですが、花芽の位置によって
実の大きさが変わるということは無いとのことです。
作業工数の多さや樹形の乱れを考えるとメリットはなさそうです。
また、先端に葉芽を残し実の先端に新芽を伸ばすことも、実の大きさに関係はなく、樹形が乱れるだけなので
先端は花芽だけにしたほうが良いようです。
ブルーベリーは、新芽の先端に花を咲かせ実をつけ、その下から出る元気な新芽に翌年実を付けるの繰り返しをし、
4〜5年たったら、その枝を地際で切除し枝の更新を図る。と言うサイクルが良いとのことです。
仕上がりはこんな感じです
太い枝だけ残したので、結構すっきりしました。
残す花芽の数によって翌年の成長が大きく左右されます。ブルーベリーはどうしても実を多くつけがちで樹勢が弱ってしまいますので、
切り過ぎかなと思うくらいに枝を切ってしまったほうが良いと思います。