鉢の大きさについて(2)

1年目の栽培は、8号鉢を使用していますが2年目の鉢の大きさは、どのくらいが良いか迷っています。

鉢の大きさは、金額的に NPポット#100 を最終にしようと思っています。

100Lより大きな鉢もありますが、金額的にとても購入できる金額ではないので、100L鉢までにしようと思います。

苗からの成長記録で観察している樹の植え替えは、下のようになっています。

1年目

植え付け 菊鉢8号(約8L)

       ↓

9月 ファーマーズポット44cm(34L)

       ↓

2年目

5月 NPポット#100(100L)

 

ファーマーズポット44cm(34L) から NPポット#100(100L) の間に60Lくらいの鉢を使っても良いのですが、100L鉢に植え替える時に土を入れづらいので、34Lからいきなり100Lに植替えています。
(植え替えるのがめんどくさいという理由もあります。)

  

下の写真は、8L鉢への植え付け、8L鉢からの植え替え時期はほぼ一緒のものです。

8L→34L→100L(苗からの成長記録で観察中)
8L→40L
(2011年9月撮影)

左側の 8L→34L→100L は、枝の数は多いのですが、全体的に細い枝ばかりで、しっかりしたシュートがありません。

対して右の 8L→40L は、太めの枝が多く、しっかりしたシュートが出ています。樹高も高いです。

60L分の用土の差は見られないように思います。

左側の樹には肥料の量、回数、共に多く与えていたのですが、まだ不足していたのでしょうか?

左の100L鉢と右の40L鉢は、それほど離れていない位置に置いてありますので、それほど気象条件の違いがあるとは思えません。左の100L鉢は、新芽の伸びた長さ、新芽の太さ共に右側の40L鉢のものを下回っていることを考えると肥料の量が少なかったのかなと思っています。

ただ、伸びた枝の全体量で考えると左の100L鉢の方が多いようですので、このくらいが1年に伸びる限界なのかなとも思います。

今回の結果からすると、早く大きくするためには、早め早めの植え替えをしたほうが良いのでしょうが、鉢栽培でブルーベリー園を考えている方などは、植え替えの手間などを考えると

植えつけ1年目  8Lくらいの鉢

植えつけ2年目  30〜40Lの鉢

植えつけ3年目  60〜100Lの鉢

くらいが良いのではないでしょうか。

 

鉢のサイズの選択基準としては、用土の入れやすさ、肥料の管理などを考えると、現在の根鉢から直径で15〜20cm大きい鉢を選択するのが良いと思います。

小さすぎると用土が入れづらく、大きすぎると肥料の管理が難しいと言うことになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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