ココピート・ハスクチップにどの程度根をはるのかやってみました。
テストをするについて下の4種類を用意しました。
1.ココピート+鹿沼土
ココピートと鹿沼土は、1:1でよく混ぜ合わせました。
2.ココピート+ピートモス+鹿沼土
ココピート、ピートモス、鹿沼土を1:1:2の割合で混ぜ合わせました。
3.ハスクチップ+ピートモス
ハスクチップとピートモスは、1:1でよく混ぜ合わせました。
4.ハスクチップのみ
ハスクチップのみを使用しました。
使用した苗は、12cmポットの挿し芽から3年目の物です。
ココピート+鹿沼土 ココピート+ピートモス+鹿沼土
ハスクチップ+ピートモス ハスクチップのみ
約5ヶ月後の結果
途中管理が悪く、花が咲き実が付いてしまいましたので成長があまりよくありません。
その辺を顧慮してみてください。
ココピート+鹿沼土 | |||||
ココピート+ピートモス+鹿沼土 | |||||
ハスクチップ+ピートモス | |||||
ハスクチップのみ | ||||||
全体的にどれも見劣りすることなく成長し、根のはりもよいと思います。ココピート+ピートモス+鹿沼土よりココピート+鹿沼土の方が
根のはりは良いですが、これは実をつけてしまったことによる、成長遅れが関わっているのかもしれません。
今回のメインターゲットは、ハスクチップのみの物だったのですが、見事に根をはってくれました。下の方の根はりがあまりよくありませんが、
鉢から出しても崩れることなく自立していますので、他の物ほど多くはないものの根がはっているようです。
上の部分は、他の物と見劣りしないくらい根の量も多くハスクチップにしっかり根をはっています。
ハスクチップに、これだけ根をしっかりはりますのでハスクチップは、土壌改良材・マルチ用として十分に使える物だと思います。
特に、木材チップをマルチに使用すると1年でかなり分解してしまいますが、ハスクチップでしたら分解にかなり時間がかかると聞いて
いますのでマルチ用途には向いているのではないかと思いますので、次回はマルチ使用でテストしてみたいと思います。
また、木材チップはカブトムシの幼虫や、コガネムシの幼虫に悩まされますが、この辺もテストできたらと思います。
とりあえず野積みしておけばよいでしょうか? 何か良いテスト方法をご存じの方は、ご連絡いただければ助かります。