ココピート(ヤシガラピート)について

  ココピートが、ブルーベリーに使えるか興味がありましたので、実験始めました。

  ココピートには、ココヤシを粉砕してすぐのレッドピートと寝かせたブラックピートがあります。

  今回は、条件の悪そうなレッドピートを使用してみました。

 

     ココピートの入手は、こちらへお問い合わせください。   

         ヤシ殻培地(ココピート)普及推進協会

 

挿し芽用土としては?

  最初に挿し芽に使えるかやってみました。(北部ハイブッシュ)

ココピートのみ
ココピート+鹿沼土

  約2ヶ月後です

ココピートのみ
ココピート+鹿沼土
ピートモス+鹿沼土

  まだ2次伸長していませんので途中経過ですが、ピートモスの方が葉っぱの量にかなり違いが見えます。

  ・ココピートのみでは、明らかに伸びていないという感じです。

  ・ココピート+鹿沼土では、そこそこ葉が出ていますので全く使えないという物ではないようです。

   ラビットアイなら、挿し木用土として問題なく使えるかもしれません。

 

 

育苗土としては?

 昨年秋に挿したラビットアイ種があったので植え替えてみました。 

上から、

  ココピート+赤玉土

  ココピート+赤玉土+鹿沼土

  ココピート+鹿沼土

  ココピート+鹿沼土

  ココピート+鹿沼土

約2ヶ月後

  今のところ特に差がわかりません。

  一番上が、見づらいですが特に生育

  遅れは感じません。

 

 昨年春に休眠挿ししたラビットアイ種です(植え替え当初の写真がありません)

  1次伸長する前に植え替えました。

   約2ヶ月後です

ココピート+鹿沼土
ココピート+赤玉土

  シュートもたくさん出ていますので、問題ないと思います。

 

 私 見

  ・挿し芽に関しては、ブラックピートを使用すると結果が違ってくるかもしれません。

  ・挿し芽の結果からココピート+鹿沼土でそこそこ1次伸長していますので、ピートモスの増量剤としては、

   全く問題ないのではないかと思います。

  ・根が出ている苗の植え替え用土としてならあまり変わりなく使えるのではないかと思います。

  ・増量剤としてより、乾燥状態から吸水するスピードが、ココピートの方が速いので根詰まりしてきた状態で何か

   メリットがあるのではないかと期待しています。

  ・ココピートは、塩分・アクなどが悪い影響を及ぼす様なイメージを持っていましたが、ラビットアイ種に関しては

   今のところ問題ないように思います。

 

 

その他

 フサスグリをココピート+鹿沼土に挿してみました。

約2ヶ月で、根が出ました。

全く問題ないようです。

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